
Script Nestの生チョコレートは10月から3月のみの販売です。「なぜ年中作らないのか」と聞かれることがあります。理由は単純で、気温が高い時期は品質を保てないからです。
01 生チョコレートが温度に弱い理由
生チョコレートはガナッシュをベースにしています。チョコレートと生クリームを合わせたもので、水分が多く、温度変化に敏感です。気温が高いと製造中に分離しやすく、固まり方も不安定になります。
板チョコレートは水分がほとんどなく、テンパリングさえ適切であれば比較的安定しています。生チョコレートはその点で扱いが難しく、製造環境の温度管理が仕上がりに直結します。
02 製造を始める判断基準
毎年、店舗前の気温計が15度を下回った日の翌製造日から生チョコレートの製造を開始します。カレンダーで決めているわけではないので、年によって開始日が変わります。2026年は10月14日(火)が最初の製造日でした。
終了も同様で、3月末を目安にしていますが、気温が上がり始めたら早めに終了することもあります。製造の開始と終了は、このウェブサイトのお知らせページで告知しています。
03 発送時の注意点
生チョコレートをオンラインで注文する場合、クール便で発送します。到着後は冷蔵保存し、賞味期限(製造から10日間)以内にお召し上がりください。夏場は発送していないため、この点は板チョコレートと異なります。
北海道・沖縄への発送は輸送時間が長くなるため、到着後の賞味期限が短くなります。ご注文前にご確認ください。
気温を見ながら製造を始める、というのは少し不便に聞こえるかもしれませんが、この判断が品質の基準になっています。